がんになってしまう!?問題行動!
そもそも「がん」とは?
人間の体は約60兆個の細胞で出来上がっています。
その細胞は毎日、生まれたり死んだりしています。
そんなことが自分の体で毎日おこなわれているなんて、まったく分からないですよね。
どれくらいの細胞が毎日死んで生まれているのか分かりますか?
応えはステーキ1枚分。
約200グラムの細胞が毎日死んで、生まれています。
その細胞が死んで生まれる一連の行動を「アポトーシス」と言います。
名前だけは聞いたことある!って方もいるのではないでしょうか。
正常な場合は。になります。
では異常な場合はどうなるのかというと…
日々生まれる細胞と死ぬ細胞のバランスが壊れてしまうことです。
本来死ぬべき細胞が死なず、さらに新しい細胞も生まれてしまう。
結果、細胞が増えすぎでしまい、本来正常な細胞が取るべき栄養を死ぬべきだった細胞がうばっていまい、体に異常が出てしまう。
そして、本来いるべき場所では収まりきらなくなってしまい、
体内の至る所へ広がっていき、また正常な細胞の栄養を食べてしまう。
そうやって体に異常が発生する原因を増やしてしまう。
これが「悪性腫瘍」。つまり「がん」です・
医療ドラマでも身近な生活でも聞いたことがある言葉だと思います。
では、なぜそのようなバランスが崩れてしまうのか?
実はその原因は明確には解明されていません。
一説では、生活習慣・ストレス・喫煙・遺伝等が関係して発生してしまうようです。
一方、バランスが崩れても体の他の部位に進行しない腫瘍もあります。
これが「良性腫瘍」です。
他の部位に進行しないので、取り除けば再発の可能性は低いです。
がんの原因と考えられる行動
がんの発生原因については長年研究がされていますが、
先ほども記述したように明確な原因は判明していませんが、
確実に発生率があがる行動については以下5点が考えられています。
・喫煙
・飲酒
・食事
・運動不足
・ストレス
いずれもなんとなくテレビやネットで聞いたことがある方が多いかと思います。
がんの原因になってしまう行動
まず警戒すべきはやはり喫煙です。

がんと喫煙の関係は言わずもがな。
皆さんご存じかと思います。
喫煙が原因となるがんといえば、肺がんは容易に想像がつきますが、その他には咽頭がんや胃がん、喉頭がんなど、喫煙には大きなリスクが伴います。
このリスクについては科学的にも証明されており、確実に体に害を及ぼします。
また、吸っている本人だけでなく、吸わない人にも副流煙を吸わせてしまうキッカケとなり、自分だけの問題ではなくなってしまいます。
ですが、たばこを吸うことは決して罪でもなんでもありません。
あくまでも個人の自由なので、吸うこと自体を否定することは誰にもできません。